明日に向かって。


「骸骨はあたしが潰す。手は出すな。出したいならまず、あたし…“蝶華”が相手になってやろう」

「「……………」」

意外にも、黒竜の連中はみんな、
無反応だった。

………だろうな。


そう思い話を続けた。

「ここにいろ。大地!!あんたが指示」

「はい」

「翔太と…悠紀…それから遥は、ケガしてるヤツの手当てをしてやってくれ。優真は、あたしのそばにいて」

「「「はい」」」

翔太と悠紀と遥が返事をしてくれた。

「萌奈…?」

「もしあたしが、“あの時”みたいになったら、あたしを殴れ。遠慮はするな」


優真は知っている。
あたしの弱いところを。

そこにパンチを喰らえば、
さすがのあたしも暴走が止まる。

「わかった」

「じゃあ、行ってくる。すぐ片付くさ」

「萌奈!!終わったら話させろよ?」

「わかってる。全部話すよ。蝶竜にも、黒竜にも」

そう言ってあたしは、

優真と骸骨の下っ端のところへ行った。