一階へ下りると案の定、
倒れているのは黒竜の下っ端が
圧倒的に多かった。
「萌奈!!」
純が気づいて近づいて来た。
「ごめん」
小さくそう呟いてあたしは、
純を素通りした。
「え…?」
「萌奈!!」
優真もこっちへ駆け寄って来る。
「純!! 大地!!」
「「あ?」」
「今すぐ戦闘をやめさせて」
「萌奈!? テメェ何言って…「わかった」」
大地はきっと、察してくれた。
「はぁ!?何言ってんだよ!?」
「優真!!蝶竜・黒竜全員集めろ」
「はいっ!!」
「萌奈、お前何言ってんだよ!!」
納得のいかない純は、
あたしに文句を垂れた。
「雑魚はだまってろ」
「なっ…」
「萌奈!!集めたよ」
大地が言った。
さっすが、仕事はやいな。
助かる。

