明日に向かって。


一階へ下りると案の定、
倒れているのは黒竜の下っ端が
圧倒的に多かった。

「萌奈!!」

純が気づいて近づいて来た。

「ごめん」

小さくそう呟いてあたしは、
純を素通りした。

「え…?」


「萌奈!!」

優真もこっちへ駆け寄って来る。

「純!! 大地!!」

「「あ?」」

「今すぐ戦闘をやめさせて」

「萌奈!? テメェ何言って…「わかった」」

大地はきっと、察してくれた。

「はぁ!?何言ってんだよ!?」

「優真!!蝶竜・黒竜全員集めろ」

「はいっ!!」

「萌奈、お前何言ってんだよ!!」

納得のいかない純は、
あたしに文句を垂れた。

「雑魚はだまってろ」

「なっ…」

「萌奈!!集めたよ」

大地が言った。

さっすが、仕事はやいな。

助かる。