明日に向かって。


「? 何の音だ?」

「(ふざけんじゃ…ねえよ!!)」


ーバキッ!!

気づけばあたしは無理矢理、
田嶋の腕を本来、
曲がるハズのない方向へ曲げていた。


「い゙っ…てえ!!」

田嶋の腕から解放された瞬間、
あたしは口のタオルをとった。

「あたし相手に油断したお前が悪い。あたしを誰だと思っている?」

「………くそ…」

「骸骨はあたしが潰す。残念だったな。もう決定事項だ」

「京!!」

田嶋が叫んだ瞬間、背後に京がいて、
腕を掴んだ。


「うぜぇ」

そう呟くとあたしは、
容赦なく京の股間に蹴りを入れた。

「ゔっ…」

痛いだろうな。
加減しないで,
力いっぱいいれたからな。





「ジャマだ。どけ」

階段をふさいでいる骸骨の下っ端共が
数人いた。

低い声で殺気を出しながら言うと、
すぐに階段をあけた。



よかった。
無駄に体力使わなくて済む。