「萌奈!!」
純があたしを呼んだ。
「純…」
「ケガ、してねぇか!?」
これから戦闘だっていうのに、
あたしの心配をしてくれたことに、
心が温かくなった。
「萌奈!!」
「優真!!」
「無事…「捕まってんじゃねーよ!!バーカ!!」」
優真の言葉を遮って蝶竜現総長の
大地があたしに怒鳴った。
「うるせーな!! はやく助けろよな!!バーカ!!」
あたしは強がってそう返した。
「なんだと!?」
「こんな雑魚、さっさと片付けてあたしのとこ来なさいよ!!」
そう言ったのが悪かった。
あたしは田嶋の地雷を
踏んでしまったみたいだ。
「な…」
「あ?」
「全員動くな!!!!!!」
「!?」

