明日に向かって。


「いいよ悠紀。コイツのことはあたしに任せて?」

奏の制服の襟を掴みながら、
笑顔でそう返した。

すると悠紀たちはすぐに、
教室から出て行った。

「離せよっ!!(怒)」

「や・だ!!」

離したら暴走しそうだからね。

「ケガ人は大人しくしてろ」

「…………チッ!!」

奏は盛大な舌打ちをして、
渋々席に座った。

って!!
そこ、あたしの席なんですけど…(汗)

ま、いいか。
大人しいならなんでも。


「つーかなんで蝶華が、こんなとこ(栃木)にいるんだよ、蝶竜の本拠地は東京なのによぉ…」

蝶華(あたし)が、蝶竜を抜けたことは
まだあまり知られていないのか…。

「なぁ…奏?」

「…………何だよ」

「ケガ…をした、本当の理由…教えてくれたり……しないよな?」

「萌奈に言ったところで、何になる?」

それ、前にも言われた…。

「何にも、ならない…けどっ…」

「だったら、いいだろ?ほっとけよな。つかもう、ケガのことにはふれるな」

「1つだけ、教えてくれ。奏をヤったのは、……蝶華を探してるヤツらか?」

「な…なんで蝶華…」

「話し聞いてりゃ、嫌でもわかるぞ」

「……………お前ってさ、ボケーっとしてるように見えて意外と、鋭いよな〜。みんなで必死に隠してても、気づくし」

え…あれで隠してるつもりだったの???

滅茶苦茶、
わかりやすかったよ!?( ̄▽ ̄;)!!