ここ数日。
あたしはパソコンで
ひたすらハッキングをして、
いろんな族の機密情報を
頭に叩き込んでいた。
(ハッキングは犯罪です)
それで少し…わかったことがあった。
汚いことばっかやってやがる族、
骸骨(ガイコツ)の総長が、
蝶華の行方を探しているらしい。
どっちにしろ、
奏のケガは、骸骨の総長が
関係していそうだな…。
もし仮定があっていれば、
栃木にいるってこと…だよな?
なんで栃木にいる?
他の県選べよな!!
全く知らねえヤツ、
しかもここにいないヤツに、
怒っても仕方ねぇんだけどな…。
「いるわけねぇよな〜」
街に出たものの、そんな簡単に
見つかるハズがない。
「ゔっ…」
ん? 今なんか聞こえなかったか?
ードカッ!!
ーバキッ!!
ーガンッ!!
耳を澄ませると、確かに聞こえた。
殴り合っている音。
「おぃ!!」
ケンカしているヤツらに
背後からゆっくり近づき、
声をかけた。
「あ゙!? テメェ…コイツの仲間か!?」
ケンカは、4対2でやっていた。
しかも4人なのに負けてやがるし…(笑)
つーかさ、
なんでタイマンはんねーかな?
やっぱ、雑魚だからなんだろうか…。
「仲間じゃねえけど…「なら黙ってろよ!!」」
話最後まで聞けよな。
たっく…めんどくせぇな。
てかあたし意外とまだ、
冷静でいられてるじゃん…。
「テメェらに聞きたいことがある」
「なんだと!?」
「骸骨、知らねえか?最近この街で見てねぇか?」
「知らねえな」
あっそ。
じゃあ用はねぇ。
「しばらくくたばってろ。目障りだ」
そう言って殴った。
もちろん、気絶する程度に加減して。
「テメェ…何モンだよ…」
「俺? ………誰だかわかるか? 族に入ってればみんな知ってるよ」
「族…だと?」

