結局純は、午前中1回も、
教室には帰ってこなかった…。
「萌奈。昼飯…どうする?」
「教室で食う」
「そう言うと思って、パン買ってきた」
「サンキュー…」
自分でもびっくりなほど、
低い声が出た。
蝶華みてぇな低さだな…。
高くしねぇと…。
でも、そんな気分じゃねぇ…。
アイツらを仲間だと思い始めた矢先、
これかよ…。
やっぱりあたしなんかに、
仲間は…出来ねぇのか?
それとも、罰(バチ)があたったのか?
蝶竜を黙って抜けた…
裏切った同然のことをしたクセに、
新たに仲間を作ったから…。
その罰がー…。

