「すいません。大丈夫でした?」

優真が体を離しながら、聞いてきた。

「大丈夫じゃないです…//////」

首だけを執拗に攻められたから、
尚更…腰が抜け落ちた。

「ホント、首弱いですね」

「優真、舌使い上手すぎっしょ!!」

こんなに感じるほどじゃなかった
気がするもん!!!!

「そうかな?それより萌奈さん。今日は俺の家に泊まってってください。いろいろ話しも聞きたいので。それに今日は、壱夜さんのところに行ったのでしょう?萌奈さんのことだからきっと、泊まるところはまだ決まっていないでしょう?」

萌奈さんのことだから、とか
ちょっと気になる発言はあったものの、
図星のため反論は出来ず。


優真は一番、あたしのことを
知っているのかもしれない。

拾ってから、一緒に暮らしてたしね。

「ありがとう…」

「とりあえず髪の毛を隠しませんか?夜の街では目立ちますから」

とか言っておきながら、
優真も金髪じゃん(笑)