萌奈のカバンを、 “ちゃんと”つか、 普通に持っていたことにも、 びっくりだった。 遥は、女の物を触ることでさえ、 嫌がっていたことを、 知っていたからだ。 遥が安全運転をしているみたいで、 待っていても中々来ず、 待つのをやめた。 砂浜にレジャーシートをしき、 海に一直線のヤツもいれば、 シートに横になるヤツ、 さっそく食い物を買いに行くヤツ、 それぞれが思い思いに、 海を満喫する。 しばらくすると、 遥と萌奈が来た。 ビーチにいた誰もが、 自分の目を疑っただろう。