海についてからの俺の言動も、
自分で自分が信じられなかった。

萌奈のカバンを持ってるし、
それになにより、気づくと
萌奈の手を繋いでいた。


無意識だった。

だけど離そうとは、
カケラも思わなかった。





砂浜で海たちに言われるまでは、

全くー…。