「龍。別れて。」 ちょっと腫れた目をした美紀が言う。 俺は美紀の口から出た言葉だと信じられなかった。 今までの俺らは? 昨日の俺たちはなんだった? 「なんで?」 「私…龍に飽きた。」 飽きた…? 「龍ってさ、結局は子供だよね。やっぱ私には年下より年上の方が合うみたい。ごめんね。さよなら。」 美紀は俺の話も顔も見ずに去って行った。