それはそうだ。 茶色だった髪は黒に染め、服装も気真面目すぎない程度にきちんとしている。 おまけに昨日まで先生ラブだった私が、有野君と付き合うと自分から言っているのだから驚かない人はいないだろう。 「おはよ、あやめ」 後ろから名前を呼ばれ、振り向く。 「おはよう、有野君」