「美味しい」 「よかった!食べたらこれに着替えて」 俊輔は小さな紙袋をあたしの横に置いた。 「え?また着替えるの?」 あたしはサラダサンドをほおばりながら言う。 「うん。凛は気付いてないみたいだけど、じつはここ…」 「?」 あたしはもごもごしながら俊輔の答えを待つ。 すると俊輔は優しい笑顔になってあたしの頭をなでた。 「着替えたら呼んで」 そう言って俊輔は出ていった。 あたしは急いで食事を食べ終えると、着替えの紙袋に手をのばし、なかをごそごそ探る。