「玲!」
「……………」
玲、待ってたの。
あたしやっとわかった。
玲がすきって言ってくれるなら、
あたしは迷わないよ。
玲を信じる。
「……玲…っ」
あたしは玲に駆け寄った。
この気持ちを伝えたくて。
こんなのはじめてだから恥ずかしいけど頑張るよ。
「おはよ、華恋さん」
「………………?」
え…?
「気安く話しかけないで。俺はもう華恋さんの執事じゃないし」
「…なに……言って…」
玲はカバンを置くと出ていく。
それを追うあたし。
「…まって…まってよ、玲…」
ドクン…ドクン…
嫌な音で心臓が鳴る。
嫌な汗が背中をつたう。
「なに?まだ何か用?」
あたしを見下ろす冷めた目。
あたしに向けてくれてた、笑顔はなくて。
「……どうしたの」
「何が?」
ねえ―…玲。
「わかるよ…玲のことは」
「…………!」
あたしは…あなたを愛してる。


