マキは不安を感じていた。 メンバーたちは自分の家族を殺すとまで言われていたのだ。 協力するマキの家族はどうなるのだろう。 急に恐怖がでてきてしまった。 いま、凛を裏切れば助かるかもしれない。 自分も、家族も。 「…マ……キ…」 突然の凛の声にマキはビクッとかたを震わせた。 「…マキ…だけは……裏切らない………でぇ…」 凛はボロボロと涙をこぼす。 「…………っ………」 涙をこぼしながら、また寝息がきこえはじめた。