「あははっ、アンタ全然こわくない!」 あたしはカーディガンで指をすっぽり包むと、玲の口をふさぎながら言った。 「……だけど、ちょっと目障り。怖い目にあうよ?」 あたしは言い終わったと同時に玲の口から手をはなした。 それから、教室を出た。 「凛~どこいくの~?」 「ちょっと、体調悪いから保健室!すぐ戻ってくるよ!」 ついてきてほしくなかったあたしは笑顔で嘘をつく。 そして足早に教室をあとにした。 そのままあたしは屋上に向かった。