ただ膝からガックリと力が抜けて、その場にすわり込む。 涙も出なかった。 これがシンの遺体なのか、死んだのか。 「なんで?なんで?死んでるの?誰が殺したんですか?」 「まだ詳しい事はわからないんですが、数ヵ所刺し傷があります。狭い路地で倒れてるのを、たまたま通りかかった人が見つけて通報されました。大丈夫ですか?出ましょうか…」 「それで?誰が殺したんですか」 「まだ捜査中です。人通りが少なかったので…」 「なんでシンが」