それから2時間、携帯でゲームをしたり、テレビをみたり、ベッドに戻ってみたり、指輪を眺めてみたりした。


携帯の着信に気づいて開いたら、知らない番号からの電話。


「はい」


「あっすいません。高橋シンさんの奥さんですかね?」


「えっ?まだ違いますけど」


「あっすいません。緊急用の連絡先にお電話さしてもらったんですが、高橋さんはおられますか?」


「いませんけど。誰ですか?」


「あっすいません。高橋さんの勤めている会社のものなんですけど…えーっと今日はお休みで…すかね…?連絡がつかないんですが」


「え?2時間ぐらい前に向かいましたよ。」