「めい?」


「ん?」


「立って」


「なんで?」


「立てって!」


「なんで?」


「いいから立って!」


お箸を置いて立ち上がる。
シンは私の前に跪き、ポケットから小さな箱を取り出した。


「めい!結婚してほしい。いや、めい!結婚しよう。俺と」


昨日聞いたよと言おうとしたけど、シンが開いたら小さな箱には小さなダイヤが着いたシルバーの指輪が入っていた。