「眠い。俺寝るわ」


「うん」


「俺さぁ。めいの事本当に好きだよ。馬鹿みたいだけどさ、自分でもそう思うけどさ、ほんと…馬鹿みたいに好きなんだよ。」

「私もだけど」


「ちげぇんだよ。俺は真面目に言ってるんだよ。」


「私もだけど」


「結婚しよっか」


「は?」


私の中で何かが壊れたのか、何かが生まれたのか、凄まじく痛み、締め付けられた。彼はしばらく無言で天井を見つめ続けた。その後、ボソッと話し始めた。