「めい…。好き」

あぁずっとこうしていたい。このままでいいずっと。

「出していい?」


「うん」


コンドームが彼と私に少し距離を作る。それは私にはウザったかった。全て取っ払って、ただ彼を感じたかった。
でもたった0.03ミリだとか0.02ミリのこのウザったいものが、どれだけ大事かも理解している。