身体と髪をを適当にふいて下着だけ着けてベッドにいった。 隣に彼が裸のまま寝転んで一緒に天井を見つめた。まだ濡れてる髪が背中に張り付いてきて、気持ち悪かった。 彼が黙ってキスをしてきて、私の胸を優しく揉む。彼の舌と肌を感じる。私に最も人間味が溢れる時。今がまさにそう。 勝手に息が漏れる。 唇から首筋までゆっくり移動する彼の唇が濡れた髪みたいに私に張り付く、でもそれは気持ち良い。 フワフワした彼の髪をなでたり、がっしりした背中に触れたりした。 「気持ちいの?」 「うん。気持ちい」