~キーンコーンカーンコーン.....~ そこで運良く授業の終わりをつげるチャイムがなった。 あたしは春瀬くんから逃げるように志津華の席に行った。 「志津華っ。」 「あ、帆那美じゃん。やったねぇ。」 「え??やったね??」 あたしが疑問をうかべると志津華は、 「やっただよ。だって寮の部屋が陸斗の隣だもん。」 と満面の笑をうかべながら言った。