クラスのみんなは一瞬フリーズしていたけど、理解したようで、


「「「「「キャァァァ。」」」」」や「俺たちの志津華ちゃんがぁ」や「陸斗さまぁ。」というさまざまな悲鳴でうるさくなった。


しかし、先生がきて、みんなはしぶしぶ席についた。


「これから寮の部屋をいう。女子同士、男子同士の3人で住んでもらう。」


3人ずつなんだ。

志津華と一緒だといいなぁ。


「まず、・・・・・・・・。」


先生が次々て名前を呼ぶ。そして最後の方にあたしの名前が呼ばれた。


「波月と岡乃と新山で302。」


やった。志津華と一緒だぁ。

302かぁ。

新山さんってどんなこかなぁ。


そう考えていたけど次に聞こえた先生の言葉に耳を疑った。


「春瀬と絃田と林田で303。」