暇だから志津華と話そうと思い志津華の席に行くと、志津華は今にも泣きだしそうだった。


あたしが声をかけようとした瞬間、絃田陸斗くんだっけ?その人がこっちに近づいてきた。


そして、あたしたちの前にきた。


「.........志津華」


あたしはこのとき耳を疑った。


あの絃田くんが『志津華』と呼んだから。

それと、めったに男の子に名前を呼ばさせない志津華の名前を絃田くんは呼び捨てで呼んでたから。