「あ、あぁ。まさか、お前が探している帆那美ちゃんの大親友だったなんて知らなかったけど。」 という答えが返ってきた。 「知り合いだけじゃないだろ。」 そういうと陸斗は、 「さすが、諒。バレたか.....俺と志津華は婚約者なんだ。」 俺は陸斗のこの発言で思わずフリーズしてしまった。 そんな俺にさらに、 「でもそれは、親が決めたコトなんだ......」 と続けた。