「ねぇ。そこの皆さん。」 「「「「は、はい。」」」」 陸斗が声をかけた男女4人は緊張ながらにそう答えた。 「なんでみんな、“波月帆那美”の名前がでたら騒ぎだしたの??」 「そ、それはですね、波月さんはこの学園の入試2位で、この学園に4人しかいない特待生のお1人。それに加え、学園1の美少女なので、この学園に知らない人はいないかと.....ほとんどの男性は波月さんを狙ってますし.....」 と知らない女が答えた。