「今までの話、聞いてくれるか?」 あたしは怖さからか一瞬、聞くのをためらった。 でも、 「うん。」 知りたい気持ちのほうが勝った。 ――――・‐・‐・―――― あたしは今までの事を全部聞いた。 「そうだったんだ。」 真実を知ったら余計に諒くんが好きになった。