ガラッ

扉をあけるとそこには、椅子に座って寝ている諒くんの姿があった。

あたしは諒くんに近づいた。

わぁ。今思うと諒くんってホントに整った顔してるなぁ。

うらやましい。

なんてことを考えながら眺めていた。


「そんなに見つめないでくれる?」


といいながら諒くんが起きてしまった。


「あれ??ね、寝てたんじゃな、ないの??」


あたしのバカァー。こんなカミカミじゃだめじゃん。