すると新山は、


「わぁ。すっごい自信。まぁでも諒くんなら帆那美を任せられるね。」


と微笑んだ。

帆那美。お前はホントにいい友達をもったな。


「あ、いけない。翔夜待たせてるんだった。帆那美は小1時間で戻ってくると思うからここで待ってなさいね。」


と言い残し、去っていった。


「ホント嵐のようなやつ。」


そして1人残った俺は帆那美の帰りを待っていた。