「まったく....帆那美ちゃん。今から少しだけ検査をさせて貰っても大丈夫かな??」 「あ、はい。大丈夫です。」 「それが終わったら帰ってもらって大丈夫だからね。」 「分かりました。」 あたしはうなずいた。 「じゃぁこっちに。」 侑綺のお母さんについていこうとしたら、諒くんがあたしの腕をつかんだ。