......――――..... みんなが出ていき、病室に2人きりになった。 2人の間に沈黙が流れた。 その沈黙を破ったのは春瀬くんだった。 「ごめん。」 え??あたしは突然の謝罪に戸惑った。 「俺のせいで怖い思いさせたよな.....」 あぁ....そのことか.... 「大丈夫ですよ。」 そうあたしがボソっと呟くとまた2人の間に沈黙が流れた。 だけどその沈黙は嫌なものではなくて、とても心地のいいものだった。