「諒ー。そろそろ行くわよー。」 そう春瀬くんのお母さんらしき人が呼び掛けた。 「うんーー。」 「もう行っちゃうの??」 「うん....でも大丈夫。また絶対に戻ってくるから。」 「ホントに??絶対??」 「絶対。だって俺、帆那が大好きだから。」 「帆那もぉー。帆那も諒くん大好きぃー。」 「俺のほうが大好きだから。」 そういって春瀬くんがキスをしてくれた。 ―――――― ――――――――――