「はじめまして。伊藤雫っていいます。」 「伊藤さんは伊藤コーポレーションのご令嬢だ。」 「皆さんよろしくね。あ、ちなみにあたし、諒の婚約者なんで。」 「「「「「えーー。」」」」」 なにいってんだあいつは。 俺は認めてねぇし、もう親にも婚約破棄を認めてもらってるんだよ。 後はお前をつぶすだけなのに... ややこしくなったじゃねぇかよ。