トントントン 教室の近くにくると教室から話し声が聞こえてきた。 「誰だろこんな時間に。」 その次に聞こえてくる声にあたしは耳を疑った。 「諒、あたしは諒が好きなの。ずっと前から大好きなの!!」 え..... 今諒って..... 「あのな前にも言っただろう。」 「じゃぁ.....」 ここまでいうと伊藤さんは春瀬くんの耳元で何かを囁いた。