それは伊藤さんが転校してきて1ヶ月たったころおこった。 あたしはいつものように侑綺と志津華と寮に帰るところだった。 「あっ!!あたし教室にポーチ忘れてきちゃった。」 「もう、帆那美はどっか抜けてるんだから。」 「あたしとりにいってくるから先に行ってて。」 「りょーかい。部屋で待ってるね。」