「…っ行っちゃだめだってば!!」
ガバッ

あたしはベッドから跳ね起きた。

またあの夢…

「なんなんだよ…」

毎日、悪夢に悩まされてます。同じ夢を何度も見ると
その夢にやり残した事がある。
っとか言うけど…

「あたしはあの夢でなにしろってんだよぉ…」

時計を見ると
8時。


「ぎゃ!!遅刻じゃん!!」


慌ただしく一階に降りると
人がいた面影すらなくて。

ただ机の上に紙とご飯がおいてるだけで。



「…あたしの事はどうでもいい…か。」