「東雲。」 「さ、佐倉君!は、早いね!」 「いや、俺男だからね。」 といって佐倉君はあたしの隣に入ってきた。 「ねえ、東雲。俺、東雲のこと、好きなんだけど。」 一瞬、時が止まったかと思った。 佐倉君があたしのこと好き? え…。 夢じゃないよね…。