勿論、今日出会った由良や織の事だ。 織は明るい太陽みたいな人だと思う。 由良は織の反対で 月みたいに幻想的で尚且つ神秘的な人‥ あたしには手も届かない 高嶺の花‥ そんなことを考えているうちに 瞼が重くなっていく気がした。 それに対抗しようが敵わないので すんなりと夢という名の 深い暗闇へと落ちていった‥──