4月12日。


入学式を終えて、しばらくたったある日。

私は、運命の日だった。


大久保玲という人に出会った。





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「部活登録は18日までだ。今年は校長の提案で
1年生は強制入部だそうだ。期限はきちんと守れよ!」




・・・・あっ!忘れてた。


「真実!部活どうする~?あっ、もしかしてまだ決めてない
パターンでしょ?」


親友の理香子。りこには全てお見通しなのである。



「りこ~どうしよう・・・。」

「実は私も迷ってんだよね・・・・・・」





すると



「1年3組 生野真実、榊理香子。今すぐ体育教官室に来ること。」



クラスメートが私たちをじーっと見つめる。



とりあえず、体育教官室に向かった。








平和だったのはここまでだった・・・・・・






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「「「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?」」」



私とりこは顔を見合わせた。



事の発端は1分前にさかのぼる。



「お前ら、野球部のマネージャーしてくれないか?」



先輩が話してた噂では、マネージャー希望しても、
なかなか通らないということ。