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「いや〜、びっくりだよ!
何となく嗅いだ事のない匂いだったからまさかとは思っていたけど」



「和泉が異国の人だなんて!
人間って言うんだよね?」




私は帰れない事に絶望中のなか
タキは質問ばかりしてくる




「ねぇ、和泉が住んでる所ってどんな感じ?」



「……」



「やっぱり、こことは違う感じ?っあ!帰れない間僕の家に居なよ!」



タキは、それじゃあ和泉の部屋はどうしようかな?などと言いながら部屋を出ていってしまった




(はぁ…これからどうすればいいのだろうか)





「悩んでも仕方ない!」



そう思った私は、少し心を落ち着かせる為に好きな散歩に出る事にした。