「また・・・?」



「覚えてないか・・・。まぁ、いいや。」






いいんだ。


「これから、よろしく。」




「----コンコン。失礼いたします。陸様、お客様です。」



「ん?誰だい?」



「上村陽様です。」





上村陽。


あのカッコイイっていう・・・うわさの。


「入れて。悪いが、父さんは出てってくれ。」




「年の差か・・・まぁ、食事も用意しとくように言ってくるか。」





「おう!陸ーー。」





か・・・お父さんとすれ違いに来た陽先輩。


「あれ?女連れ込み中だった?ワリィなっ」






「違う。陽、引かれるからもっと静かにしろ。」