「----コンコン」



ある部屋をノックしている・・・か・・・お父さん。



「陸?入るぞ。」



「父さんか・・・で、何?」





顔が、逆光で見えない。

「お前の妹になる子だ。優。」



「優・・・?」



「ああ。優だ。」




声は低く、聞いたことありそうな声。

「初めまして、陸です。よろしく。」






「初めまして、優です。」



「優、また会ったね。」




ん?また?




ちょうど太陽が雲に隠れた。



見ると、生徒会長の加藤陸だった・・・




へっ?
こんな、携帯小説みたいなノリね。


あるわけないじゃん