「お客様、お忘れものがございます。」
へ?
星那と一緒に振り返ると……
先程の厨房へ入っていったイケメン。
星那の目はすでにハートだ(笑)
「あの……忘れ物なんか…」
「当店では始めてのご来店のお客様にマカロンを差し上げていいるのです。レジの者が忘れてしまったようで…申し訳ありませんでした」
別にわざわざ、届けてくれなくても……でも好きだしなマカロン。嬉しいっ♪
「ありがとうございますっ…あの、ケーキ美味しかったです。ごちそうさまでした。失礼します!」
あたしは星那を引っ張って帰ろうとした…………
「斗和さん!!って…柚ちゃん。帰るとこだったのか」
再び要くんの登場だ
