「……つうか、お前ナンパする気満々かよ」 と言いながら穂高は歩き出した。 「そんなんじゃねぇけど、まぁ良い子がいたら……っていうか、どこに買い物行く訳?」 大欠伸を一つかましてから渋々と言った感じで、穂高の後を歩く高志が訊く。 しかし、穂高は口を噤んだまま何も言わない。