「そうだ、今度の日曜日に買い物行かない?」 目の前に戻ってきた穂高に、あずみは嬉しそうに言った。 「何でお前と一緒に行かなきゃならないんだよ」 「いいじゃない別に、欲しい本もあるし服だって、それに駅前に新しいケーキ屋さんが出来たんだよ。穂高ケーキ好きでしょ」 「嫌いじゃないけど……」 穂高は再びスプーンを持ち加えながら答えた。 「けど?」