「そうだ、今日、智子婆ちゃんのとこ行ったらね」 「ぶっ! な、ななな、何言われたんだよ」 思いも寄らなかったその言葉に、思わず穂高は口に含んだものを噴き出してしまった。 「何慌ててんのよ……べ、別に何も言われてないよ」 「げほっげほっ! あ~違うとこ入った! ごほっ!」 穂高は痞えた胸を叩きながらキッチンに向かうと、忙しなく冷蔵庫を開けた。