――どうでもいい時には絡んでくるくせに。 そう思うも、史恵には何を言っても無駄だと諦める心がある。 「何で疑問形なんだよ……ったく、いつも持たされるあずみの身にもなれよ、迷惑かけんな! 外面だけ上手く行ってますって言う家族ごっこが嫌なんだよ」 「ひっど~い穂高、それでもあたしの息子?」 そこでようやく、史恵は準備を整えたのか脹れっ面を引っ下げて穂高を見た。