「私は、この話を聞いた時は信じなかったんだ……でも、高志が生まれて、君が生まれて……重なっていく現実に怯えながらも、高志を守る事しか考えてなかったんだ」 「いいんじゃね?」 「え?」 「誰にでも守りたい人はいる。当たり前じゃん。俺、おじさん間違ってないと思う」 穂高の言葉に、高生は苦しそうな表情を浮かべ、強く拳を握り締めた。