冷蔵庫を開け、目の前に並ぶ酒類を眺める。 食べ物が少しあるがそれは摘まみと言われる物ばかりで、ほとんどが酒類だ。 「これしかねぇのかよ」 そう言いながらも、穂高は一本の缶ビールを取り出した。 「未成年、あまり飲み過ぎちゃダメよ~」 言いながらウィンクを飛ばす史恵は、いそいそと出かける準備をしているようだ。